3月18日 30ページの軌跡と、偶然ではない「運命」。山田はまち先生が描く秋田の未来。

3月18日 30ページの軌跡と、偶然ではない「運命」。山田はまち先生が描く秋田の未来。

本日、秋田県庁にて一つの大切な物語が産声を上げました。

昨年より渡修呉服店と、Tシャツや手拭いでコラボレーションをさせていただいている漫画家・山田はまち先生。先生が秋田県の依頼を受け、心血を注いで描き上げた「ヤングケアラー啓発漫画」の完成記念イベントに出席してまいりました。

魂が宿る「30ページ・フルカラー」の重み

啓発漫画と聞いて、皆さんはどのようなものを想像されるでしょうか。 今回、先生が描き上げたのは30ページに及ぶフルカラー作品。 漫画を描く方ならお分かり頂けると思いますが、これは想像を絶する手間と時間がかかる作業です。

なぜ、先生はそこまで情熱を注げたのか。 今日、直接お話を伺い、その理由が胸に刺さりました。

描かれるべくして、描かれた物語

山田先生ご自身も、幼い頃にご両親を亡くされ、おばあ様に育てられたという背景をお持ちです。 驚くべきことに、県からの依頼が届くまさにその時、先生は「いつかヤングケアラーをテーマにした作品を描きたい」と構想を練っていたタイミングだったそうです。

「描くべき時が、来たんだと思いました」

その言葉の重みに、ただ圧倒されました。この作品は単なる「依頼原稿」ではありません。先生の人生と、秋田の子供たちへの祈りが込められた「魂の結晶」です。

4月末、秋田の子供たちへ届く「種」

この作品は4月末、秋田県内の児童・生徒が持つタブレット端末に一斉に配信されます。 自分の置かれた環境に悩み、一人で抱え込んでいる子供たちが、先生の描く優しい線と色彩に触れた時、どれほどの救いを感じるでしょうか。

DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が叫ばれる昨今ですが、デジタルという「器」に、これほどまでに温かい「心」が通う瞬間に立ち会えたことを、心から誇りに思います。

渡修呉服店として、これからも共に。

イベントでは直接ご挨拶をさせていただき、改めてこの素晴らしい縁に感謝する一日となりました。

お祭りを楽しむ笑顔を描いた「土崎港祭りTシャツ」も、今回の「啓発漫画」も、根底にあるのは「秋田を想う心」です。 私たちはこれからも、山田はまち先生の活動を全力で応援し、ファッションを通じてその想いを繋いでいく所存です。

山田先生、本当にお疲れ様でした。そして、これからもよろしくお願いいたします。

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